junshimura’s diary

適当なタイトルが思い浮かびませんがこれがjunshimuraだっていう

アイデア出しの道具とニューラルネットと

さて、何となくですが記事にしたくてブログに投稿します。

FBの石井さんの記事で、こういうカードを拝見しました。 

I made brainstorming support tool.完全に「固有言語に依拠しないブレストツール」とは行かないまでも。連想の四法則。これと汎用性の高い発想トリガーSCAMPER 。両者は思考の作用的に被りがある。も...

Posted by 石井 力重 on 2015年8月16日

これの使い方は、元ネタから何らかの関連性によって派生する「何か」を繋げて、アイデアを拡げるのに用いるとします、というのを勝手に考えてます(笑)。ってうかこれは自分なりの発想法ですので、その辺をご了承下さい。

例えば、「新しい自転車を考えよう」だとすれば、

「自転車」ーー[類]ーー「3輪車」

「自転車」ーー[類]ーー「オートバイ」

「自転車」ーー[削]ーー「車輪」「ハンドル」

「自転車」ーー[接]ーー「人のお尻」「人の掌」

とか。このとき、「自転車」と類似する3輪車は、何が[類]かと考えると、「動力源が人間」ということになる。「動力源」という次元の評価が「人間」、とできる。

 また、自転車を構成する部分を解くと「車輪」がある。こうして自転車をまとめてみると。

  • [動力源]:人間
  • [車輪]:二つ
  • [構成物]:車輪
  • [接する]:人の体

とかなる。これが自転車の定義になり、これらを満足すれば「自転車」になる可能性が高い。ここで考えてみると、リアカーがそれにあたる。じゃあ、リアカーと自転車の差分を生む次元は何なのか、と考えると、「止まると倒れる」かどうか。じゃあ条件を足そう。

  • [動力源]:人間
  • [車輪]:二つ
  • [構成物]:車輪
  • [接する]:人の体
  • [停止状態]:倒れる

こういう感じで自転車を定義付がで来たら、それぞれの次元を変えてみる。動力源だけ人間じゃない、エンジンにするとオートバイ、車輪が3つなら三輪車、それは新しくない、とか。先ずは安易に変えてみながら、模索してみる。ここで自分が考えたのは倒れない自転車なら欲しいな、と思います、止まるときに停止するエネルギーをジャイロの回転に変換したらブレーキかけると倒れない自転車の完成!みたいな。


既定の次元が既知のよくある評価軸の場合、既存の物がある可能性が高い。ここで何か出てしまうなら、新しい軸を加える。「明るさ」「大きさ」「食べられる」「腐敗する」など。そこはかなり新しい、あとはそれで出来上がるものをまた、別の次元で評価する、商品化するならコストや売り上げ予想は必須だろう。

 

他方、こうしたアイデア出しをニューラルネットなどを使ってマシンラーニングしたAIが考え付くか、ということを想像してみる。

まず、自転車の定義に関しては画像認識だけでも「2輪」「人と接する」ぐらいは出来る。動画の認識が出来る学習をしたなら「停止状態で倒れる」も可能だと思う。そうやって「自転車の条件」を学習で獲得したら、そこに新たな価値観=評価軸の次元が出来上がってるかも知れないし、勘違いもあるだろう。

これからはそういう使い方で、AIを活用していくのでは無いだろうか。恐ろしいAIの前段階ならこれが一番いいし、近いところで目指すべきはここなのかな、と。

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